PO[価格決定]:Hamee(3134)

  • 18年3月30日、 Hamee(3134)の売出(PO)が発表されました。
  • 18年4月9日、 売出価格が決定されました。

[Hamee]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド Hamee(3134) 
上 場 先 東証1部 
信 用 貸 借 区 分 貸借(貸株注意喚起) 
業 種  小売業 
事 業 内 容 モバイルアクセサリーの企画・販売と通販事業者向けプラットフォーム「ネクストエンジン」の開発・提供が主力。 

POデータ

発 表 日 2018年3月30日 
公募・売出株数 売出:800,000 株 
(OA:120,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 16.53 億 程度 
価 格 決 定 日 4月9日~4月11日 
受 渡 日 4月17日~4月19日 
PO実施の目的 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を目的とする。
引受会社(主幹事) みずほ証券(720,000株) 
引受会社(幹事) 野村證券(24,000株) 
SMBC日興証券(24,000株) 
岡三証券(16,000株) 
SBI証券(16,000株) 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 1,797 円 
仮 条 件 – 3.0 % ~ – 5.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 1,624 円 
公 募 価 格 1,575 円 
割 引 率 –3.02 % 

信用データ

推 定 空 売 り 数 43,600 株(4/9) → 34,000 株(4/16) 
空 売 り / 公 募 数 5.45 %(4/9) → 4.25 %(4/16) 
月平均出来高(発表時) 133,000 株 
信用残/月平均出来高 3.04 倍 
公募数/月平均出来高 5.97 倍 
買い板 5万6千株 程度 
売り板 4万1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○18年4月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:9.6%増 営業利益:5.0%増 
経常利益:10.4%増 純利益:8.5%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が75%、利益が79~89%程度。
自 己 資 本 比 率 68.2 % 
(経営レバレッジ:1.48 )
予想PER(会社予想) 33.20 倍 
実 績 P B R 7.71 倍 
R O E 23.2 % 
予 想 配 当 5 円 
配 当 利 回 り 0.28 % 
配 当 性 向 10.5 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:1,500円相当のクーポン(4月、10月権利)
  • コメント
    ○銘柄・POについて:15年4月にマザーズへ上場し、16年7月に東証1部へ市場変更しています。
    市場変更前に立会外分売を行ったこともありましたが、今回は売出の方に回っています。規模的には、分売でやっても捌けそうな感じはしますが・・・

    ○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。前期は一昨年に比べて2.5倍近くの大幅増益となりましたが、今期は5~10%程度の増益となる見通し。
    株価は同業他社に比べると割高ですが、グロース株であることを考慮するとやむ無しという感じでしょうか。

    ○見通し:売出数は発行株の5.7%程度となっており、それほど大きな規模ではありません。株価は1月末に2,200円の高値を付けてからレンジ相場入りしており、中長期では上昇トレンドが継続中。地合いが大きく悪化しない限りは下値も限られそうです。
    直近では1,650円~2,200円のレンジで動いているため、公募価格が1,700円を切る感じだとその後の反発も見込めそうでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は9.6%程度下落。売出価格は年初来安値圏です。今日の安値と同値ですね。
    ○信用状況:空売りはそれほど入っていません。なお、貸株注意喚起が出ています。

    ○見通し:かなり売り込まれる形となったため、公募価格は1,600円を切る水準となっています。直近では1,600円付近で下げ渋るような形跡もあるので、地合いが悪化しなければ大きく公募割れする可能性は低そうでしょうか。
    なお、貸株注意喚起が出ているので、信用状況への注意が必要そうです。早い段階で売り禁にならなければいいのですが。

実施結果

始 値 1,536 円 ( – 39 円 )
高 値 1,550 円 ( – 25 円 )
安 値 1,480 円 ( – 95 円 )
終 値 1,509 円 ( – 66 円 )
寄付出来高 137,700 株
寄付出来高/公募数 17.21 %
1日の出来高 542,900 株
  • コメント:○寄り付きは前日比11円高でスタート。その後は地合いに左右される展開となり、前場に1,480円まで下げる場面も。ただ、後場に入ると買い戻しも入り一時1,550円まで戻しました。結局、1,509円で引けています。

    ○期間中は目立った上昇もなく、ズルズル下げる形になってしまいました。売出のみなので希薄化はないはずなのですが、ここまで弱いとは想定外でした・・・今月が権利月でもあるのですが、優待取りを意識した動きも少ないようで、残念なPOとなりました。

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