PO[価格決定]:野村不動産マスターファンド投資法人 (3462)

  • 18年2月1日、野村不動産マスターファンド投資法人(3462)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 18年2月13日、 公募価格が決定されました。

[野村不動産マスターファンド投資法人]の詳細・分析

銘柄データ

発 表 日 2018年2月1日 
銘柄 (銘柄コード)  野村不動産マスターファンド投資法人(3462) 
スポンサー 野村不動産 
投 資 先 オフィス・商業施設・物流施設・居住用施設などに分散して投資。
上 場 先 東証不動産 
信 用 貸 借 区 分 貸借 
業 種 REIT 

POデータ

公募・売出株数 公募:132,000 口 
(OA:6,670 口) 
吸収金額(発表日時点) 206.76 億 程度 
価 格 決 定 日 2月13日 
受 渡 日 3月2日 
PO実施の目的 新規物件の取得資金に充当予定。
引受会社(主幹事) 野村證券 
引受会社(幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 
SMBC日興証券 
みずほ証券 
いちよし証券 
東海東京証券 

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 149,100 円 
仮 条 件 – 2.0 % ~ – 4.5 % 
価 格 決 定 日 終 値 143,300 円 
公 募 価 格 137,474 円(予想分配金3,020円を控除)
割 引 率 –2.00 % 

信用データ

推 定 空 売 り 数 242 株(2/13) → 15,469 株(3/1) 
空 売 り / 公 募 数 0.17 %(2/13)→ 11.16 %(3/1) 
月平均出来高(発表時) 約 9,800 株 
信用残/月平均出来高 0.33 倍 
公募数/月平均出来高 14.09 倍 
買い板 1,900 株程度 
売り板 2,100 株程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム→長期売建あり
SBI→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

1口あたりNAV 150,789 円 
N A V 倍 率 0.91 倍 
N O I 利 回 り 5.13 % 
L T V 約 44 % 
決 算 月 2月、8月 
格 付 け AA- (JCR)、A+(R&I)、A[長期]/A-1[短期](S&P) 
予 想 分 配 金(年 間) 6,180 円 
分 配 金 利 回 り 4.50 % 
他REITとの比較 NAV倍率:上位 
NOI利回り:中位 
LTV:中位 
分配金利回り:中位 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント:○13年にREIT市場へ上場。その後、野村不動産系列のリートを統合して現在に至ります。統合後は初めての公募増資となります。

    ○指標的にまずまず良い感じです。NAV倍率が1倍付近となっており、大手スポンサー銘柄の中ではやや割安感があります。

    ○希薄度は3.3%程度となっており、時価総額から見ると増資の規模は小さめです。
    また、REITにしては流動性が結構高いので、POの影響はそんなにないかもしれません。成績は地合い次第な感じになると見ています。
    株価は長らく下落基調でしたが、今年に入ってようやく上向きつつあります。
    値決め前に株価が大きく下げるような感じにはならないと見ていますが、必要以上に下げた時は買い場になる感じでしょうか。

価格決定日時点
  • コメント:○発表日以降、株価が3.9%下げたところで価格決定となりました。
    直近の地合い悪化で調整が進み、公募価格は去年の安値圏に近い水準です。チャート上では14万で下げ渋っているように見えるのですが、受渡日まで日があるため地合いの影響を受ける可能性も・・・更なる地合い悪化がないよう、祈るしか無さそうです。

実施結果

始 値 146,600 円 ( + 9,126 円 )
高 値 146,700 円 ( + 9,226 円 )
安 値 142,200 円 ( + 4,726 円 )
終 値 143,500 円 ( + 6,026 円 )
寄付出来高 29,920 株
寄付出来高/公募数 21.58 %
1日の出来高 59,381 株
  • コメント:○前日と同値で寄り付くも、その後に14.2万まで急落。若干買い戻されるも始値まで戻すには至らず、結局14.35万で引けています。
    思ったより高く寄り付いたせいなのか怒涛の売りが入ってしまい、寄り天井のチャートになってしまいました。
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